津波被災後の山元町の今を伝える！Ｒｅｍａｋｅ　Ｙａｍａｍｏｔｏ

１ヶ月ブログをサボっておりました・・・


何もしていないか？と言いますと。それは然にあらず・・・。


ここ１ヶ月の活動で多かったこと・・・それは話すことでした。


とにかく町の人と話した。


２週間前、私の実家の在る山元町山寺字西頭無に行くと…ご近所さんだった皆さん：４家族とたまたま同じ日に敷地の草むしりに来まして、長々とお話ししました。


皆さんしばらくの間、山元町を離れており、これから住む準備または家は取り壊したが雑草が伸びすぎて近所迷惑に成らない様にと色々な理由で戻ってきた訳です。


震災前の風景を懐かしむ声、震災直後の光景を複雑な感情で話す声、町の現状を嘆く声、町に戻るか仙台などの利便性の良い地に引っ越そうか迷う声、高校生の頃の私の思い出話…声また声…


震災後から山元町に入って一番足りないなと思ったことがその場には有りました。「思い」を表した「声」


もっと集めたいなと切に感じました。





もう一つ


これは仙台でのことですが、仙台中央倫理法人会にて、これまで山元町で見て来たことと思いを話してきました。







これは持論ですが・・・


第１に再建と復興に必要なものはお金の額ではなく「何とかしよう」と思う気持ちの総和であること


第２に再建と復興の主体は２者しかありません。生活の再生は生活者、経済の再生には生産者であること


行政が主体には成りえません。成ろうとしも上手くいきません。そういった「上手くいかなかった」光景は現在被災地域では沢山あります。行政・各種業界団体・ボランティアはあくまで「道具」です。


この二つをテーマに、仙台における経済の主役＝生産の主役である多くの経営者の皆さんにお話しさせていたことは意味のあることです。


遠くから散発的な大型支援も大事ですが、最も身近な大都市である仙台からの継続的な人の支援は何より重要で不可欠な支援です。


しかしながら仙台に第１の持論である「何とかしよう」と思う気持ちの総和はどれくらいあるか？


少しでもこのお話しが、思いの総和を増やす糸口の一つになれば幸いです。



最後に支援のお願い


皆さんに一番の支援をお願いしたく存じます。


海沿いの町に来て下さい。人通りを作って下さい。


ボランティアだけが支援ではありません。関心を持つことが支援のきっかけになります。


海沿いには確かに厳しい光景が残っています。ですが、既に生活は始まっており商売も始まっています。ふらっと思い出の地に行くもよし、現地の美味を味わうもよし、缶ジュースの一本も買ってくれたらこれ幸いです。


最近、海の近くに行ってますか？





おまけ


山元町のお店「橋元商店」にてご主人と話しこんでいたら・・・テレビの収録がはじまり・・・


サンドイッチマンのお二人＆和久井アナと会えました～