2012年04月30日
花壇を造ろう!その3 町に色を戻せ
2012年4月29日
3回目になった花壇造り企画!
今回は山元町の復興の発信地!橋元商店の角をお借りして花壇を造ってきました。
写真はちょっと前のですが、花壇造る前の橋元商店
写真の左、ポストの辺りに造ります
ここは、十字路のに在り、町から海側へ行く車の通り道、町の人の立ち寄り所と往来は多い所です。
さて、出来栄えは・・・
遠目から・・・
アングルを変えて
とても小さいですが、徒歩・自転車で近づくとガーベラの鮮やかさに目が止まります。車だと見過ごすかも・・・
今、橋元商店の周りは花がいっぱいです!
町の中へ入ってみてください。そこには生活を戻そうとする動きがたくさんあります。
取り壊しが進んで町の風景に穴が開いてしまっています。でも、以前生活のあった場所に人の手が加えたものが有ると何ともほっとします。
一度きてください!山元町!
花壇を造ろう第1回
花壇を造ろう第2回
2012年04月30日
最近の町の写真
少々、アップが遅れてしまいましたが
山元町の桜を撮影しました。国道6号線~山元町役場の手前のスーパーやドラッグストアが在る地域です。去年の同じ時期に果たして桜が咲いていたか?全く記憶に無いことに驚きました。
去年の同じ時期に目の前を何度も通ったはずなのですが・・・
沿岸部の桜は・・・
残念ながら相当数枯れています。塩水に浸かったせいでしょう。4月の第1週に海から1~2キロ地点の元小学校付近の桜に登って見てみましたが、枝の先の蕾は無く幹もボロボロでした。
しかし、JR山下駅から西側の地域には色付いた木々がポツポツと見られました。
もう一つ
ニュースでも報じられましたが元山下第二小学校付近に建設された焼却処分場が稼動しました。
県道38号線沿って亘理町から山元町に入ると直ぐに目に入る多くの津波で壊された町の名残・・・瓦礫と言う表現以外ナカナカ伝わりませんが・・・
あの量をどうにかするには結局、自己で処理を進めるしかないでしょう。
焼却処分場については賛否多々有りますが。一つの結論がなされたという以外にありません。
ゴールデンウィークに入り、海側にも大分人の入りが多くなりました。
生活の光景と震災の名残
静と動
モノクロとカラーが同居し未だ未だ再建とは言いがたい状況では有りますが
そこで活動する、生活する人達が確かに増えてきています。町を見に来てください!
山元町の桜を撮影しました。国道6号線~山元町役場の手前のスーパーやドラッグストアが在る地域です。去年の同じ時期に果たして桜が咲いていたか?全く記憶に無いことに驚きました。
去年の同じ時期に目の前を何度も通ったはずなのですが・・・
沿岸部の桜は・・・
残念ながら相当数枯れています。塩水に浸かったせいでしょう。4月の第1週に海から1~2キロ地点の元小学校付近の桜に登って見てみましたが、枝の先の蕾は無く幹もボロボロでした。
しかし、JR山下駅から西側の地域には色付いた木々がポツポツと見られました。
もう一つ
ニュースでも報じられましたが元山下第二小学校付近に建設された焼却処分場が稼動しました。
県道38号線沿って亘理町から山元町に入ると直ぐに目に入る多くの津波で壊された町の名残・・・瓦礫と言う表現以外ナカナカ伝わりませんが・・・
あの量をどうにかするには結局、自己で処理を進めるしかないでしょう。
焼却処分場については賛否多々有りますが。一つの結論がなされたという以外にありません。
ゴールデンウィークに入り、海側にも大分人の入りが多くなりました。
生活の光景と震災の名残
静と動
モノクロとカラーが同居し未だ未だ再建とは言いがたい状況では有りますが
そこで活動する、生活する人達が確かに増えてきています。町を見に来てください!
2012年04月26日
4月21日と22日活動
2012年4月21日と22日
山元町お寺のボランティアセンター=テラセンにてお引っ越しの手伝いに行ってまいりました。
ここはギリギリ津波が来なかった地域です。しかし、揺れの影響で母屋は取り壊し、離れに家財を入れている状況ですが、満杯。
敷地内に新しい物置きができるまで、同じく敷地内の仮倉庫に入れると言う依頼
離れの中の様子は写真を撮りませんでした。悪しからず。
それを一度室外に出してた様子
ここで一旦プールしておき、仮倉庫に片づけながら入れる…。
搬入間もないころの写真・・・懐かしのゲーム「テトリス」を思い浮かべながらの搬入でした。真ん中で何もしないでいる奴は私です(笑)。どうやって入れようか考えているんです!
意外と進まず、21日土曜日は途中で終了。改めて22日にもう一度搬入しました。関東からお越しの足湯隊の皆さんお疲れ様でした!
さて、帰りには個人的に始めた花壇企画で造った花壇の様子見を…
これは第1回の花壇・・・乾燥仕切った地に3週間。凛としてました。地元の方々に水やりをお願いしております。
これは第2段の花壇・・・こちらも凛!
少々遅れた活動報告でした。
次回は日曜・月曜です。特に月曜日にお越しいただける方を大募集です!内容は家屋片づけ・引越手伝い・畑造りなどですが、内容はその時々で変わります。
仙台出発:8時~山元町着9時頃~終了16時頃~仙台着17時頃です。3名程度なら仙台から送迎致します。
ご連絡お待ちしております!
gmail・・・umeda0706(アットマークを入れて下さい)gmail.com
山元町お寺のボランティアセンター=テラセンにてお引っ越しの手伝いに行ってまいりました。
ここはギリギリ津波が来なかった地域です。しかし、揺れの影響で母屋は取り壊し、離れに家財を入れている状況ですが、満杯。
敷地内に新しい物置きができるまで、同じく敷地内の仮倉庫に入れると言う依頼
離れの中の様子は写真を撮りませんでした。悪しからず。
それを一度室外に出してた様子
ここで一旦プールしておき、仮倉庫に片づけながら入れる…。
搬入間もないころの写真・・・懐かしのゲーム「テトリス」を思い浮かべながらの搬入でした。真ん中で何もしないでいる奴は私です(笑)。どうやって入れようか考えているんです!
意外と進まず、21日土曜日は途中で終了。改めて22日にもう一度搬入しました。関東からお越しの足湯隊の皆さんお疲れ様でした!
さて、帰りには個人的に始めた花壇企画で造った花壇の様子見を…
これは第1回の花壇・・・乾燥仕切った地に3週間。凛としてました。地元の方々に水やりをお願いしております。
これは第2段の花壇・・・こちらも凛!
少々遅れた活動報告でした。
次回は日曜・月曜です。特に月曜日にお越しいただける方を大募集です!内容は家屋片づけ・引越手伝い・畑造りなどですが、内容はその時々で変わります。
仙台出発:8時~山元町着9時頃~終了16時頃~仙台着17時頃です。3名程度なら仙台から送迎致します。
ご連絡お待ちしております!
gmail・・・umeda0706(アットマークを入れて下さい)gmail.com
2012年04月15日
花壇を造ろう!その2 町に色を戻せ
2012年4月15日
先週から始めた「花壇を造ろう!」
*前回のブログに飛びます
引き続き、今週も山元町のお宅庭に花壇を造ってきました。
場所は・・・住所地までは詳しく書けませんが、元セブンイレブン花釜山元町店と花釜生活センター付近の通りに面したお宅です。
トラック・町の人の車の往来が多いのでけっこう目立っていると思います。
改めて花壇を造り始めた理由・・・それは、被災後の片付けや取り壊しが進んだ結果、町の風景が空洞化してしまったから。まっさらになった風景に人の手が入った物があると生活感が生れます。この生活感を出すために造ってみました。
造っている最中にも、通りがかりの人と会話が生れており、個人の感想としては「ありかな?」って企画です。
花壇の在る風景
造る前
家側から撮影・・・ただの荒れた地
道路側から撮影・・・視界の奥は茶色の風景
造った後
道路側から撮影・・・ちょっと解り難いですか?荒地だった所を整地して、表面のゴミも取り除きました。
家側から撮影・・・赤と黄・白を加えて華や目にしました。目立ちます!
今回の花壇の花々は寄付にて造りました。
寄付していただいた、職場の同僚Tさんと嫁さん!ありがとう。
もう一つ、スイレン?の球根も植えました。
お寺のボランティアセンター=テラセンに寄付していただいたものを使用させていただきました。見知らぬ方!ありがとうございました。
2つ目の花壇!造作終了です。花壇の開いたスペースにスイレンの球根を植えております。これからも増やして行きたい!
本日のお昼は、以前ブログでご紹介した「きく邑」にていただきました。たくさんのお客さんが来ていてとても嬉しい!
ここも、空洞化した地に造られたお店です。そこだけは「町」が戻ってきています。
きく邑オープンのブログ
Youtubeにもアップしました
お願い
お花に詳しい方のアドヴァイスが必要です。
1.土は砂地でかつ津波が運んできているので若干の塩分も含んでいると思われる
2.保水力は乏しい
3.基本的に花壇を造る場所には家は在るが人は住んでいない場合が多い。よって水遣りは2~3日に一回
4.花は暫くの間は自分で購入するので安いものに限る!
この条件でとりあえず選定した花はパンジーとビオラ。安くて長持ちするし丈夫!この他に植えられそうな花はありますか?
また、花壇造りのアドバイスも欲しいです。
もういっちょ!お願い
お花の寄付してください!前述の条件に合う花でこれは!って思いついた方!お声がけ下さい!花ください!
あと、一緒に花壇つくりをしていただける方も同時募集です!
連絡先・・・
umeda0706 アットマーク→@に変換してくださいgmail.com
活動場所は山元町です。
2012年04月08日
花壇を造ろう!
2012年4月8日
今回はいつもと違う「造る」作業です。
今まで、山元町での活動については片付ける事が中心になっていました。
そこから、家の修理をするための前段階、壁や床の剥がし
中には畑の小さな瓦礫除去など
今でももちろんこれ等の依頼は有りますが・・・町の住宅解体事業が進み住宅が減りました。
問題はその後
町の風景に空洞が出来てしまいました。そして、そこには何も無い
前回のお弁当屋さん「きく邑」から発想が始まり・・・きく邑のブログはこちらから
この地域にもっと人の手が加わった生活感を・・・との思いから町に多くできた空き地に花壇を造ろうと考えました。
場所は山元町高瀬地区の西北谷地、JR常磐線の東側、山下第2小学校と常磐線の間に挟まれた地区
解体をせずに家主の戻りを待つ家も有りつつ空き地が目立つ
この空き地の一つに最初の花壇を造りました
花壇を造る前の空き地
今回、一緒に作業してくれたのは仙台と名取の女性陣
お一人は園芸の経験者で助言がとても役に立ちました。
多分、私が一人でやっていたら角ばった可愛げの無い花壇に成ったことでしょう・・・
午前中いっぱいの成果
アップで
道路の左右から丁度見通しの利く場所に造ったので風景に色合いができました。とても華やかです。
お花に掛かった代金も僅か1500円、作業時間は2~3時間、力も要らない
でも、得がたい存在感を放つ花壇。来週もやりたいと思います。
今回はいつもと違う「造る」作業です。
今まで、山元町での活動については片付ける事が中心になっていました。
そこから、家の修理をするための前段階、壁や床の剥がし
中には畑の小さな瓦礫除去など
今でももちろんこれ等の依頼は有りますが・・・町の住宅解体事業が進み住宅が減りました。
問題はその後
町の風景に空洞が出来てしまいました。そして、そこには何も無い
前回のお弁当屋さん「きく邑」から発想が始まり・・・きく邑のブログはこちらから
この地域にもっと人の手が加わった生活感を・・・との思いから町に多くできた空き地に花壇を造ろうと考えました。
場所は山元町高瀬地区の西北谷地、JR常磐線の東側、山下第2小学校と常磐線の間に挟まれた地区
解体をせずに家主の戻りを待つ家も有りつつ空き地が目立つ
この空き地の一つに最初の花壇を造りました
花壇を造る前の空き地
今回、一緒に作業してくれたのは仙台と名取の女性陣
お一人は園芸の経験者で助言がとても役に立ちました。
多分、私が一人でやっていたら角ばった可愛げの無い花壇に成ったことでしょう・・・
午前中いっぱいの成果
アップで
道路の左右から丁度見通しの利く場所に造ったので風景に色合いができました。とても華やかです。
お花に掛かった代金も僅か1500円、作業時間は2~3時間、力も要らない
でも、得がたい存在感を放つ花壇。来週もやりたいと思います。
2012年04月07日
十三浜のわかめ!!
本日、別の活動ブログはこちらから…
2012年3月31日
石巻市北上の十三浜にて
わかめの出荷の体験をしてきました。
お手伝い…と言えるレベルではないので「体験」
思えば、震災直後・・・ここ数年は三陸わかめ食べられないな…なんて考えていたものですが
なんとなんと
2012年にはちゃんと食べられる!!
すごいな
この十三浜までの道程、風景を見れば
すごい…よくぞ一年で!!!としか言えません。
では、体験内容を…
わかめの先っぽ…色が悪く売り物にならないとのこと
わかめの頭部分…ここは別の商品になる部分とのこと
で、これら部分を切り取ります
ひたすらこれを繰りかえす。終わる頃にはワカメが可愛く見えてきました(笑)
ボランティアだけではなく、こういった体験を通して
海の町に行く切っ掛けにできそうですね
2012年04月07日
スライド上映会~津波から1年経った山元町の今~
復興の遅れとか
復興格差とか
実感がわかない町や地域の再建について
原因の根底はなんだろうか?
あくまでも私見ですが、復興したい町、再建したい町をタイムリーに知る人の数が少ないことが原因だと思っています。
だから、海の見える町に来て欲しい、もっと足繁く通って欲しい。
地元宮城で「今」を知る人数の母数を増やす
これが、復興や再建の底上げになると信じています。
2012年4月7日に
仙台市太白区長町の中心部に在る
たいはっくる3階大会議室にて2011年3月11日以後、町で撮影した写真、震災直後~最近の様子などをスライド上映会を行いました。
例えばどんなスライドを上映したかといいますと…
下の写真は2011年12月下旬に撮影したもの
これは同じ場所で2012年3月に撮影
家の間隔が広くなり、
上の写真では見えにくかった奥の家が見えるのが分かりますか?
通い、撮り溜めてきた写真を定点観測のように時系列で見ると、
町の移り変わりが見えてきます。
また、こういう写真も…夜の住宅地で撮影した写真。本来、家の明かりが写っているはずの時間です。
今回の上映会にて、海の方へ足を運ぶ、そこで町へ入っていく、町の人と話をする、そういった契機の一つになれば・・・
そんな思いでやってみました。今回は太白区ですが、次回は若林区や宮城野区でもやってみようと思います。
復興格差とか
実感がわかない町や地域の再建について
原因の根底はなんだろうか?
あくまでも私見ですが、復興したい町、再建したい町をタイムリーに知る人の数が少ないことが原因だと思っています。
だから、海の見える町に来て欲しい、もっと足繁く通って欲しい。
地元宮城で「今」を知る人数の母数を増やす
これが、復興や再建の底上げになると信じています。
2012年4月7日に
仙台市太白区長町の中心部に在る
たいはっくる3階大会議室にて2011年3月11日以後、町で撮影した写真、震災直後~最近の様子などをスライド上映会を行いました。
例えばどんなスライドを上映したかといいますと…
下の写真は2011年12月下旬に撮影したもの
これは同じ場所で2012年3月に撮影
家の間隔が広くなり、
上の写真では見えにくかった奥の家が見えるのが分かりますか?
通い、撮り溜めてきた写真を定点観測のように時系列で見ると、
町の移り変わりが見えてきます。
また、こういう写真も…夜の住宅地で撮影した写真。本来、家の明かりが写っているはずの時間です。
今回の上映会にて、海の方へ足を運ぶ、そこで町へ入っていく、町の人と話をする、そういった契機の一つになれば・・・
そんな思いでやってみました。今回は太白区ですが、次回は若林区や宮城野区でもやってみようと思います。
Posted by 梅田尚=梅さん at
18:36
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