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梅田尚=梅さん
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岩手生まれの仙台育ち。高校生の時に親父が農家やるために山元町に移住。26歳の時に仕事のため再度仙台住まい。いつでも帰れる実家が有ることが当たり前だったのに…通学に使った山下駅…ジャンプを買った商店…お菓子を買ったセブンイレブン…散歩した道…いつもの風景が壊れたのを見て自分の「今」やることを決めました。是非力を貸して下さい。
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2013年07月22日

南陽市(山形県)7.18豪雨災害ボランティアセンター

南陽市(山形県)7.18豪雨災害ボランティアセンター


2013年7月18日 山形県各地で豪雨が続き、各地で洪水など水害が発生しました。7月21日に南陽市小滝で7.18南陽市豪雨災害ボランティアセンターが開設し、初回のボランティア募集が7月22日となりこれに参加してまいりました。


東日本大震災の発生後しばらく、山形には物資流通、買出し、更に山元町のボランティアにも山形の皆さんには大変お世話になりました。今回はこのお礼の意味を込めてお手伝いに行きました。2011年当時、県外から来たたくさんのボランティアにどれだけ安心させられたか・・・


南陽市災害ボランティアセンターのFacebookページ
https://www.facebook.com/NanyoSaigaiVC?ref=stream


出発前に見たボランティアセンターの文章

22日に災害ボランティアセンターを開所しますが、準備は万全ではありません。完成度は50%程度、とお思いください。体制、指示系統、流れ、掲示、段取り等、多々課題があります。しかし現時点では、これが最大限、地元が努力した結果です。
 そしてこれから予想されるのは、設置主体者である南陽市社協・南陽市等運営者への、周囲からの「批判・提案地獄」です。
 「災害ボランティアセンターは関与者が皆で創り上げるもの」。運営者、運営協力者、ボランティア、アドバイザー等の皆で、「生まれたての災害ボランティアセンター」を育てていく気持ちでいきましょう。



最初の最初だからこそのご苦労お疲れ様です。果たしてどんな場面が待っているのかと緊張しながらボランティアセンターへ・・・



受付の様子

南陽市(山形県)7.18豪雨災害ボランティアセンター


中の様子

南陽市(山形県)7.18豪雨災害ボランティアセンター

南陽市(山形県)7.18豪雨災害ボランティアセンター


30分ほど待ちまして、私含め5人のチームとなり一軒のお宅に派遣させることになりました。1年ぶりの泥だしをすることになりそうです。軽トラックにスコップ・ネコなど等積み込み出発

南陽市(山形県)7.18豪雨災害ボランティアセンター


しばらくは普通ののどかな風景だったんですが、小川が流れる集落にハンドルを切った途端に目に入った光景

南陽市(山形県)7.18豪雨災害ボランティアセンター


南陽市(山形県)7.18豪雨災害ボランティアセンター


南陽市(山形県)7.18豪雨災害ボランティアセンター


南陽市(山形県)7.18豪雨災害ボランティアセンター


南陽市(山形県)7.18豪雨災害ボランティアセンター


そして、派遣先のお宅前の橋の様子・・・

南陽市(山形県)7.18豪雨災害ボランティアセンター


本日の作業予定は、この写真に在る橋の周りに堆積した漂流物の撤去と周囲の泥かき出し、更にご自宅床下の泥出しでした。しかし、自宅床下の分は次回持ち越しへ・・・・・・今回は橋の漂流物の撤去、写真奥にある物置内のものの撤去、自宅裏庭の泥だしとなりました。


作業が非常にスピーディーに進み橋の作業だけビフォーアフターの撮影をいたしました。途中の写真は有りませんが、ここで約2時間掛かっております。また大型の流木は地元の大工さんがチェーンソーで小さくしていただきました。非常に助かりました。


堆積物は無くなり、橋の泥を綺麗にします。

南陽市(山形県)7.18豪雨災害ボランティアセンター


クリーン!見た目が綺麗はとても大事です。次に何かやろうという原動力になります。

南陽市(山形県)7.18豪雨災害ボランティアセンター


綺麗にした橋の下の様子・・・増水した小川の水流が土台になっていた土をごっそり持っていってしまいました。

南陽市(山形県)7.18豪雨災害ボランティアセンター


今回のボランティア参加は、正に始まろうとしている災害ボランティアの試行錯誤に立ち会うことができました。被害を受けた町の皆さん、それを支援する地元社会福祉協議会、自治体、町内会組織全てが「災害」に対して初めてでした。そんな中、外の人間はそ~っとじ~っと添えるようにお手伝いする方が良いでしょう。地元の困難に地元発のボランティアが自己完結できる・・・そういう風土が東北の地に出来るように願って止みません。今回派遣されたお宅周辺にも「何かできること」を探している人はきっといるはずです。


今回、センター開設最初のボランティアに駆けつけた皆さん。私以外は全員地元です。

南陽市(山形県)7.18豪雨災害ボランティアセンター


最後に、Facebookページに出ていた募集要項、注意事項です。先ほども書きましたが、何もかも関わる全ての人が初めてのこことをするのです。少しずつ良いほうに変わっていく様に見守るように関わっていきましょう。事前に確認のうえご参加ください。県内の方が基本ですが、平日は人手不足が予想されます。そういった際の手助けは必要とのことです。

以下文章

連絡先 080-3147-4591

ボランティアの方へ
南陽市吉野地区では吉野川の氾濫の他、鉄砲水による床上床下浸水、土砂や岩などが家屋のまわりに山積するなどの被害がでています。当面の間、生活復旧を優先したボランティア活動をお願いしたいと思います。

「7.18南陽市暴雨災害ボランティアセンター」を設置いたします。
◇発足日:平成25年7月21日
◇設置場所:南陽市立小滝小学校(南陽市小滝1444)
◇設置主体:社会福祉法人南陽市社会福祉協議会
◇ボランティア募集開始:平成25年7月22日(月)9:00~
◇活動内容:南陽市内で生活されている被災者の生活復旧のための活動
◇活動時間:受付 午前9:00~活動終了 午後3:00

◎対 象:県内の方で通える方(宿泊はご遠慮ください)
 ※吉野地区内での野宿は危険です。クマが出没します!
◎持ち物:長靴、弁当、雨カッパ、虫よけスプレーなどの必要なもの
◎駐車場:大型バスについては、ボランティアセンターまでの道幅が狭くなっているため、事前にお問合せください。
◎その他:主に活動場所となる吉野地区は山間部に位置するためスーパーやコンビニ等までは20分かかります。そのため、必要な物品については事前に揃えるようにお願いいたします。



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Posted by 梅田尚=梅さん at 23:07│Comments(0)ボランティア活動情報
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