津波被災後の山元町の今を伝える！Ｒｅｍａｋｅ　Ｙａｍａｍｏｔｏ

６月８日　東北学院大学災害ボランティアステーションの呼びかけで集まった大学生３５人と山元町のイチゴ農園のお手伝いに行ってきました。

東北学院大学災害ボランティアステーションのリンク
http://www.tohoku-gakuin.ac.jp/volunteer/


今回お世話になった半澤いちご農園のリンク
http://ameblo.jp/hanzawa15nouen/entrylist.html


「災害ボランティア」というには少々語弊が有りますね。イチゴ農園のお手伝いを通して、山元町に来てもらい、東日本大震災の痕跡を直接見てもらい、今を肌で感じてもらうと言うのが狙いですので体験・見学・ボランティア作業が全部一緒になっています。


今回は東北学院大学の学生だけでなく東北学院大学・名古屋学院大学・東北大学・関西学院大学・立命館大学の混成チームで計３５人の大所帯でした。なんだか色々な肩書きやサークルに所属している学生さんが沢山いたけどごめんな～おじさんわすれちゃった～。もし、これ見て訂正箇所が有ったらメッセージください。


さて、去年から学生さんを連れてボランティア活動や見学会を実施しておりますが、今回は全く震災に触れていない方もおり、少しでも今日行く予定の地がどんな場所なのかを知ってもらおうと、出発前に座学を行いました。山元町、町と東日本大震災、最近のボランティア事情、これから目にする風景の震災前の写真など・・・どれくらい役に立ったでしょうか？少しでもこの地の理解が深まるきっかけになることを願うばかりです。


さて、午前中遅めに農園に到着しさっそく作業開始。今回は引率者のためあまり写真を撮る暇が有りませんでした。今回は主に育苗の準備が中心になりました。


















作業の最後に記念撮影・・・・・・をしている横で油断した状態を撮影




大分疲れた皆さんを更に今度は山元町～亘理町鳥の海～名取市閖上を視察しました。同じ沿岸沿いで地域毎の事情や風景の違いを少し体感できたでしょうか？視察の最後に日和山に登り周囲の更地になった風景、その奥に見える仙台市街の高層ビル群、更に臨時焼却処分場について私の感想、依然感じた葛藤をお話させてもらいました。


学校到着は19時！！長丁場お疲れ様でした。



最後に東北学院大学災害ボランティアステーションのH君！ありがとう。いい気遣いっぷりだったよ。今回は彼の様子を写真に収め忘れましたが、去年始めて彼をイチゴ園で一緒に作業した時のことを思い出しました。災害はあってほしくないものです。出来れば一生お目に掛かりたくない。しかし、こういった困難が新たに人の成長を呼び起こすきっかけに成ったことも紛れも無い事実でもあります。東日本大震災直後の時間をこうして、大学生として過ごした皆さんの社会への旅立ちが少々楽しみになる一日でもありました。

去年の活動ブログのリンク
http://fightmiyagi.da-te.jp/e517343.html