津波被災後の山元町の今を伝える！Ｒｅｍａｋｅ　Ｙａｍａｍｏｔｏ

12月3日に山元町にて最も海に近い所に拠点の在るボランティア団体「お寺のボランティアセンター＝テラセン」にて津波で被害に遭ったお宅の片付けをしてまいりました。


当日は暴風！このブログの最後に書きますが、人手がとっても足りなかった。逆にそれが各参加者に目が届きこういう天候には良いのかも？


今回は家屋内の作業に終始するので中止はしませんでしたが、屋外作業は駄目だったようです。





お寺のボランティアセンターの概観




海から１Kｍもない立地のため海側の外壁は壊れています。

やっと！！鍵付きのドアが付きました！ぱっと見は床屋さんに見えますな(笑)被災して撤去したお宅かお店から寄付してもらったものと思われます。




現場の状況

海から僅か１Kの住宅地のお宅

以前はたくさんの家と畑・林が在った場所ですが見渡すと殆ど何も無い。

今回のお宅は家が少し密集していたせいで互いに波の威力を減衰できて残ったのでしょうか？




業務内容

既に初回の片付けは終わっており未だ使用できる重量の有る家財を綺麗にして２階に移動させる

海水に浸った壁剥がし、床剥がしと床下の泥だしは後日



作業風景


ベテランの技！

少ない手数でまとまった面積の壁を剥がす！不慣れな場合こんなに大きな面積をはずせません。この方後ほど別の壁では壁板一枚を丸ごと抜いています。





私の担当した壁剥がし場所の写真

私のはマダマダ細かい破片多し…この写真のは終了した箇所





面白写真

弁当に納豆とキムチとモズクを持って来た方





美味しそうに糸ひいた写真撮らせて下さい！ってオーダーに応じて…





南相馬で活動した方のステッカー

相馬野馬追にかけて「騎馬っていこう…」のフレーズが印象的です。






さて、今回の作業チームは僅か６名でした。

が、全員がベテランと言うことも有りかなりの作業スピードでした。

１日の作業量としては上々でしょうか？



しかし…人手が足りない…本当に足りなかった。

山元町社会福祉協議会のボランティア＝災害ボランティアセンターの参加数の少なさも深刻・・・




寒さ、天候

そして、災害ボランティアセンターの作業量縮小も加わり１２月３日・４日の山元町全体のボランティア人口の数が激減したように見えます。




皆さんお願いです。力が足りません。町の人の家を道路を少しでも残せるように

残せなくても一度綺麗な我が家を見せるために

もう一度散歩できる道や風景を戻すために

夕方に醤油の匂いが漂う家が増えるように

力を貸して下さい。よろしくお願いします。




参加や質問に関する記事は過去の募集記事をご参照ください


http://fightmiyagi.da-te.jp/c20550.html






支援と寄付のお願い

同じく山元町で活動している有名な団体！スコップ団！！


スコップ団の活動は３月１０日で終了します。その最後に・・・


この話は私がしても駄目です。皆さんでお知らせを見てください。この活動に寄付のお願いです。

http://schop-dan.com/pg102.html



もう一個支援のお願い


今では唯一？？数少ない山元町で常駐型のボランティア団体のテラセン＝お寺のボランティアセンター


数々の団体が終了時期を明示していますが、個人の意見としては１年やそこらで山元町の現状は如何ともし難い！だから私はこの団体で活動をしようとしています。

皆さん！もしご理解いただければテラセンにもご支援お願いします。

テラセンホームページ

http://ameblo.jp/teracen/



RemakeYamamoto
梅田尚

ついに！！ついに！！！ついに！！！！


家の明かりの灯らない地域で家明かりが見られるようになりました！



写真奥のやつです！



あんまりお宅を特定できるような写真もあれなので…すいません見ずらくて