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梅田尚=梅さん
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岩手生まれの仙台育ち。高校生の時に親父が農家やるために山元町に移住。26歳の時に仕事のため再度仙台住まい。いつでも帰れる実家が有ることが当たり前だったのに…通学に使った山下駅…ジャンプを買った商店…お菓子を買ったセブンイレブン…散歩した道…いつもの風景が壊れたのを見て自分の「今」やることを決めました。是非力を貸して下さい。
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2017年03月26日

平成29年3月11日山元町の様子

約1年ぶりの非常に久しぶりの投稿になりました。

ここ1年で一番の大きな出来事といえば平成28年12月に再開した常磐線山下駅・坂元駅〜相馬間の鉄道の復活ではないでしょうか?

この常磐線再開後初めての3月11日となりました。

毎年、この日は仕事もお休みを頂き山元町に行き、先ずはお弔いをし町内にある普門寺の慰霊祭のお手伝い、更に町の様子を見に行くという感じで過ごしております。


平成29年3月11日山元町の様子
山元町みんなの図書館の敷地内にて撮影。竹灯篭、手作りのお地蔵さんが添えられております。

平成29年3月11日山元町の様子
元の山下駅の目の前の道路からまっすぐ数百メートルの間、竹灯篭を飾り、夕方になると灯りが灯ります。

平成29年3月11日山元町の様子
今回、慰霊祭で使用した竹灯篭・灯篭・お地蔵さんは全て手作りのものです





東日本大震災以後、今年で6回目の3月11日です。年を追う毎に当時の記憶と思いが変わっている自分を感じます。また、周囲のと言いますか世の雰囲気も当然の事ながら変化している中で、今年は少々気になる点がありました。

「復興が中間地点に来ている」というようなニュアンスを含んだ言葉を国の長、自治体の長といったリーダー達が発しております。確かに「インフラや予算等の計画」や地点毎の正しく「点」についてはこのニュアンスが当てはまるのですが、残念ながら未だ多くの「面」相当の面積が荒廃した風景のまま残っております。

被災地という言葉を敢えて使わせていただくと、被災地で「日常」がある方、被災地の近くの方、やや遠い方、ほとんど被災地に触れる経験がない方などそれぞれの立ち位置によって東日本大震災以後の時間経過の感覚は大きく異なります。

私の両親は被災地で「日常」が有り、私は被災地の近くの人間です。震災前の風景や現在の両親達のあり方を見ていると「中間地点」に居るようには感じません。

平成29年3月11日山元町の様子


平成29年3月11日山元町の様子

*写真は平成29年3月11日山元町の県道38号線周辺の風景

何となくですが言葉による「終了」や「完結」がこの後の10年目辺りに言われるのが怖いなあと不安になるところです。


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Posted by 梅田尚=梅さん at 08:00│Comments(0)山元町で見て聴いた情報
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